みなさん、こんばんは。lakkuです。
今回はフィンテック勉強会に参加し、仮想通貨について学んできたので、その感想をまとめます。
目次
1 そもそもなぜ参加したの?
一時期話題になった、ビットコイン。
怪しいし、リスクが高く危ない雰囲気がありますよね。
私も、まったく興味なかったし、気にもしていませんでした。
そんな中、去年の年末に、三菱UFJフィナンシャルグループが仮想通貨MUFJコインを2017年度に発行すると言う記事を見ました。
あれ?投機的でリスクの高そうなイメージのある仮想通貨にメガバンクである三菱UFJが参入するの?どうして??
って思ったことが興味を持ったきっかけです。
仮想通貨っていうと、ギャンブル的で危険なイメージを持っていた私には、違和感がすごくありました。
それと同時に、自分が知っていないだけで、仮想通貨は今後発展するのではないかと思い、思い切ってフィンテック勉強会に参加してみることにしました。
勉強会の内容は、仮想通貨の投資話で詐欺に合わないために、基本的なことを理解しようという内容でした。仮想通貨関係の投資詐欺が非常に多いらしく、90〜95%にも上るらしいです。中途半端な知識を身につけると、詐欺に会いやすいので、自分の身を守るための知識として、仮想通貨について教えていただきました。
2 仮想通貨とは 〜詐欺に合わないための知識〜
2.1 仮想通貨の種類
みなさんは、仮想通貨の種類はどれぐらいあると思いますか。
ビットコインだけかな?多くても数種類かな?と思う人が大半だと思います。
私もそう思ってたのですが、なんと仮想通貨は1500種類以上あるそうです。
想像以上に無数にあるんですね。
このサイトでいろんな仮想通貨のいまの値段がわかります。
↓ ↓ ↓ ↓
そして、仮想通貨は4つに分けられるそうです。
1.ビットコイン
現在一番市場が大きい仮想通貨。銀行のような管理組織がいなく、送金手数料が安いのが特徴。管理組織がないので、送金者が受取人に直接手渡しする感じ。ちなみに、2015年にはあのスタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学がビットコイン専攻コースを開設している。世界トップレベルの大学も注目しているようですね。
参考:スタンフォード大、MITがビットコイン専攻コースを開設、新世代の才能創出目指す | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース
2.アルトコイン
第2のビットコインなどと言われる、ビットコインのコピー・改良したもの。市場規模がビットコインと比べて圧倒的に小さいので、機能が優れていたとしても、資金が集まらない。
3.ビットコイン2.0
ビットコインで使用されているブロックチェーンの技術を他分野へ応用したもの。
通貨以外のメインの目的を持っている。
ブロックチェーンについては後で説明します。
4.詐欺
そのままです。笑
◯◯コインと名の付くものはほぼ詐欺なので気をつけたほうがいいそうです。
2.2 仮想通貨の仕組み 〜ブロックチェーンについて〜
仮想通貨を成立させている根本の仕組みとしてブロックチェーンと呼ばれる技術があり
ここでは、このブロックチェーンについて説明します。
簡単にいうと、
「みんなで記録し、みんなで確認する仕組み」
です。
お金を送金する場合を考えて見ましょう。
【通常の場合】
送る人 → 銀行 → 受け取る人
《記録、確認》 :銀行
【ブロックチェーンの場合】
送る人 → 受け取る人(※銀行がいらない)
《記録、確認》 : ブロックチェーンを利用するすべての人
と表されます。ブロックチェーンではみんなで記録、管理するので、間に管理する銀行を入れる必要がありません。従って、送金手数料がかなり安いです。
一方、通常の送金では間に銀行が入るので手数料が高くなります。
では、どうやってみんなで記録、確認しているのでしょうか?
ここで、通帳について考えましょう
通常、通帳は自分だけが持っていて、通帳への記録は銀行がやります。そして、預金残高以上のお金を送ろうとするとエラーが出て送れません。つまり、記録、確認は銀行がおこなっています。
一方、ブロックチェーンの場合は、システムを利用しているすべての人は、『過去から現在までのすべての人のすべての記録』を最初にダウンロードし、所有しています。
そして、お金を送りたいときは、全体へアナウンスして、みんなの記録に追記してもらうとともに、お金を送るだけの残高があるか確認してもらい、みんなが承認することで送金することが可能になります。つまり、記録、確認はブロックチェーンを利用しているすべての人が行っているのです。
(※実際には、マイニングという方法でこの作業を行っているのですが、ここでは省略します。)
このブロックチェーンの仕組みは、『記録の革命』と言われてます。
なぜなら自分で記録を「削除」「修正」できないのです。
みんなで記録・確認をしているので、自分のデータのみ削除や修正をしても、みんながもっている記録と違ってしまい、不正がばれてしまうからです。
この記録を勝手に削除・修正できないというブロックチェーンの特徴をお金以外に生かそうとしている技術をビットコイン2.0と呼びます。
3.社会を大きく変える!?ビットコイン2.0
ブロックチェーンの特徴をお金以外に活用している事例をいくつか挙げます。
【イーサリアム】
目的:契約
通常の契約と言えば、紙ベースが基本ですよね。それは、データでやると修正や削除が簡単にできてしまうからです。しかし、ブロークチェーンの技術により、データが「消せない・改ざんできない」のでデータ上で契約をすることができます。
【ファクトム】
目的:あるデータがある時刻にあることの証明
データの履歴が管理できるので、発明などで先に発見したことの証明にもなるし、本来は公証役場で証明してもらう必要のあるものがいらなくなったりする。
【カウンターパーティー】
目的:分散型取引所
株や債券などの取引市場の代わりになる。
【BITNATION】
目的:国家、国
人の出生や婚姻、死亡、個人情報の管理は国の重要な役割であり、データを削除・修正できないブロックチェーンの特徴により、これらのデータが確実に管理できる
ざっくりとですが、こんなにいろんなことにブロックチェーンの技術は活用されようとしています。実際に普及すると、かなりの仕事が減りそうな印象です。今話題のAIならこんな仕事が無くなりそうとイメージ出来ますが、ブロックチェーンは知らないうちに根こそぎ無くなりそうで少し怖いですね。
上記の情報は、初心者の知識で書いているのであまり参考にはならないかもしれません。
この本がおすすめと紹介されたので、今読んでいます。
4.まとめ
ちょっとした興味から、フィンテックについて勉強しました。
ただの怖いものではなく、今後の社会構造を変えかねない潜在能力を秘めた技術だということを実感しました。やっぱり、何となくイメージで判断するのではなく、気になるなら自分で調べて、自分で考えて判断することが大事だと実感しました。
今後も、常に広くアンテナを広く情報を得に行動したいと思います!
コメントを残す