【定点観測:2018年10月】日本・アメリカ イールド・カーブ状況

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イールドカーブは年数別の金利変化を表にしたもので、相場の状況を判断する上で参考になる指標です。今後、定期的に今の状況を記事にしていきます。

今回は【2018年10月】の日本・アメリカイールド・カーブです。

以前の記事でイールド・カーブについて紹介しているので、詳しく知りたい人はそちらを御覧ください。

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1. 2018年10月 日本 〜金融相場〜

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ずっと低水準で変化のなかった金利が、2018年8月から全体的に上昇し、10月でも同様の水準でいることがわかります。まだまだ、金融相場の始まりで止まっていると思われます。

これは、前回の記事でも紹介した日銀の長期金利誘導目標柔軟化によるものです。

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出典:楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA)

日経平均株価は、年初からの上下の変動はあるけど、上昇傾向。ただ、直近で13,26、52週移動平均線3本の下に株価が入った、かつ52週移動平均線が並行〜下向きに近いので、下降トレンドに入る可能性もあります。

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出典:日経平均PER PBR 日経平均株価適正水準

 PER(緑の線)も12.5程度と高くないです。EPSが若干上昇しているので、PERが下がっていると思われます。株価は下がり傾向になるかもしれない状況ですが、その理由は株価が高騰しているのではなく、他の原因と考えられます。

2. 2018年10月 アメリカ 〜業績相場〜

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今年に入ってからも、順調に金利が上昇し続けています。

前回から、さらに金利が上昇しています。長期金利の上昇率よりも、短期金利の上昇率が高く、フラットニング化していることがわかります。

業績相場です。金利上昇の影響で株価が下がりだす逆金融相場になるまでは、中期投資で成長株に投資するのがベストです。

ただ、着実に金利は上昇しているので、株価や企業業績をみながら、金利による企業業績への影響を気にする必要はあります。 

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出典:楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA)

NYダウは直近はトランプ選挙や中国との貿易戦争で変動が大きいですが、長期的に見たら上昇傾向のままです。今後も最新ニュースを気にする必要はあります。

3. まとめ

〜日本は金融相場:今後の業績相場で伸びる成長株を探そう〜

〜米国は業績相場:今、右肩上がりの成長株に乗っかろう〜

 

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