地下鉄の強風の避け方は1つ!連続の式で分かる風の弱い場所とは

みなさんは、地下鉄の駅で急に強い風に吹かれ、髪がボサボサになったことありませんか?今回は、そんな地下鉄の風を避けるために、風の原因と避け方について記事にしました。

1. 駅に入ってくる電車が風を生み出している

地下鉄で風が発生するイメージはこんな感じです。

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駅に電車が入ってくるときに、正面の空気を押しながら入っています

そのため、電車が駅に近づくにつれて、風が発生し、駅のホームや地上からの通路などで風が生まれます。他にも、温度差や地上との換気による影響などいろいろ言われていますが、主にはこの電車によって生まれる風と考えていいでしょう。

実際、私の経験でも、電車が来るときに強い風を感じます。みなさんの経験上も同じではないでしょうか。

2. 風の強さは通路の大きさできまる 〜連続の式で解説〜

それでは、本題です。

風を避けるもしくは、強い風を避けるためには、どこに強い風が流れるか知ることが大切です。

そのために、流体力学の基本である連続の式について簡単に説明します。

連続の式とは、流量が一定の場合、断面積を広くすると流速が小さくなるという法則です。(逆も然りです。)

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つまり、電車によって各通路へ押しやられる空気の量が同じと仮定すると、通路が広いところの方が、狭い通路よりも風が弱いということです。

イラストで確認してみましょう。

【通路が広い場合  → 風が弱い】

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【通路が狭い場合 → 風が強い】

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よって、通路が広い入口を選ぶことが強い風を避けるために有効です。

さらに、同じ通路でも場所によって風の強さは異なります。

流体には速度分布があり、壁際の方が流速が遅いという特徴があります。

壁と空気の摩擦で壁面近傍は速度が低くなるのです。

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なので、できるだけ壁際を歩くと多少ましです。

家から一番近い入口を使いたいけど、風は避けたいという方は是非お試しください!

ちなみに、私も実際に試しに歩いてみましたが、気持ち風が弱いかな程度でしたが、、、笑

3. まとめ

〜連続の式を駆使して、風を華麗に避けよう〜

流体力学の連続の式を使って分析してみました。実際に私が試した感じでは、通路の大きさが結構風の強さに関係していましたが、壁の近くを歩くのは微妙でした。

是非一度お試しを!

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